こんにちは。
猫飼よしのです。
さて!前回、前々回と
「家計簿は月末にまとめて1回」について書いてきました。
またしばらく家計簿ネタが続きますが、良かったらお付き合いください。
【その1】では、家計管理を楽にするために準備することを主に書きました
■一番初めに準備したい、1~6のこと。
【その2】では、メインとなる家計簿アプリの基本的な使い方について書きました。
家計簿アプリと、銀行などを連携し、すべての支出をアプリに反映します。
そうすることで、現金で支払ったものだけを、なるべく簡単に分類したカテゴリに登録して、月末の1日だけでも家計管理ができる仕組みを作る。というベースを整えます。
そこまでが、前回までの記事でした。
そして、今回の【その3】は、
【楽に家計簿アプリに反映するためのツール】を紹介したいと思います。
ここまで来て、ようやく本日の記事に到着~!
長ったですねっ。
読んでくださる方、スミマセン。
さてさて。
【楽に家計簿アプリに反映するためのツール】は、
ズバリ! デビッドカード です!
いえ、クレジットカードでも、○○payみたいなのでも良いのですが、
私のオススメは断然「デビッドカード」です。
少し前までの「キャッシュレス消費者還元事業」などのキャンペーンがあたことで、電子決済があっという間に広がり、「デビッドカード」はどちらかというと「オワコン」的な扱いを受けているかも知れませんが・・・。
断然、「デビッドカード押し」ですっ!
家計管理と安全の面でオススメしたいです。
さて、「デビッドカード」は、
銀行などが出しているカードなんですが、デビッドカードを使用すると、即座に関連付けた銀行口座から使用分が引き落とされます。
そして、手数料はかかりません。(←かかる会社もあるかも知れませんので、お使いになるデビッドカードの規約を読んでくださいね)
この特徴を利用して、
■月の初めに「今月の予算」(の半分)をデビッドカードの引き落とし口座に入れます。
口座にはほかには何も入れず、今月の予算分のみ入っているので、これが無くなったら、今月の使えるお金は終了です。
*ただ、カードが使えないお店などもあるので、私の場合は半分を手元に現金で、半分をデビッドカードの口座に入れて、使い分けています。
↑
この時、口座に入れるお金は「食費」「消耗品」の予算分です。
それ以外の「医療費」や「大型費(毎月出ないもの)」などは、もし現金支払いであっても、デビッドカードからは出しません。
そうすると、
デビッドカードと家計簿アプリを連動させると、まあ楽チン!
デビッドカードで支払ったものは、自動的に家計簿アプリに反映されます。
そして、それらは「食費」と「消耗品」に限られているので、もし家計簿アプリで修正するとしても、大きく分けて2つのうちのどちらか、になります。
どうでしょうか?
イメージはややこしそうかも知れませんが、実際はとっても簡単です。
1.普段の食費と消耗品はできるだけ「デビッドカード」を使う
*ちなみに、ポイントがたまるものや、消費者還元事業で沢山戻ってきたり、
デビッドカードを使うことで、その時々で特典があったりします。
2.カードを使えない時は、手元に残した現金から支払い、家計簿アプリに現金支払い分を登録する。
3.ネットショッピングなど、クレジットカード支払いのものは、クレジットカードとアプリを連携することで、自動的に家計簿アプリに登録されるので、登録したい分類(消耗品など)になっているか、の確認程度でOKです。
この3つで、毎月のメインどころの流動費は把握完了です。
あとは、
固定費(家賃・光熱費・通信費など)と「大型費(毎月でないもの)」、「医療費」などですね。
固定費は、銀行と家計簿アプリを連携していれば、自動的に分類&反映してくれるので、何もしなくてOKです。
あとは、「大型費」と「医療費」。
「大型費」と私は名付けていますが、一般的には「特別費」でしょうか。
これは、我が家の場合はまず、年の初めに年間の支出予測を立てます。
もし、前年度の支出合計が分かれば最高!
無ければ、1)~5)などをザっと書き出してみましょう。
1)税金
2)プレゼント費
3)今年度欲しい家具家電
4)今年度の大型旅行費用概算
5)食費・消耗品(被服・毎月のお出かけ費含む)以外に、年に支払う予定のあるもの
どうでしょうか?
何となく食費・消耗品以外の流動費の年間支出金額の目安が立ちますでしょうか?
年間で合計してみると、案外、収入に対し大幅に支出する項目だっつりしませんか?
もし、この金額の年間額がまったく予想がつかないなら、家計管理が上手くできずに困っているかも知れません。
これらを、毎月のお給料から無計画に支出しようとすると、月によって変動が多すぎて、イライラする原因になります。
私がズバリそうでした。
予定外のキャンプとか(笑)
急に冷蔵庫が壊れたとか(涙)
そんな支出を毎月のお給料から清算するなんて、ムリー!
と、なります。
だけど、じゃあ、どこから捻出するのか?
「貯金」から支出すると、簡単に貯金は減っていきます。
そして、また「家計管理なんて、ムリー!」とイライラが募っていました。
なので、はじめから「年間の大型費(特別費)」予算を作り、食費などの流動費や、家賃などの固定費とは別枠で考えることにしました。
我が家の場合は、前年度や今年の計画などから出した「今年の大型費予算」を12か月で分配した金額を、「大型費用」として別財布に避けて貯めています。(←実際には、年の初めから足りない!なんてこともあるので、先に貯金から借りて、返す。といった形を取っています)
この「大型費」からプレゼント購入費や、大型家電の購入費なんかを支出するので、
お給料の入った銀行からは、
食費や消耗品などの流動費を最初に1か月分引き出すだけ!
引き出した現金は、お財布(今月用と大型用)とデビットカードに振り分け
あとは、銀行引き落としのものだけ。
となります。
これで、「食費」などの流動費もOK、「固定費」は銀行と連携でOK、「大型費(特別費)」は別枠予算でOKです♪
あとは、医療費。
これは、確定申告に出すほどの医療費がなければ、「消耗品」などの流動費枠内か、めったに使わないならプレゼント並みの扱いで「大型費(特別費)」でも良いと思います。
我が家の場合は、人の医療費はほぼ使いませんが、「猫の医療費」が大変なことに!
(ペット保険に入っているので、随分助かっています)
そこで、確定申告する医療費がある場合にも使えるかも知れない?
我が家の「猫の医療費」について。
我が家では、「猫の医療費」もメインとは別の「デビッドカード」を作り、管理しています。
これにより、例えば猫の動物保険の手続きをしたいな~と思っても、いつ、幾ら使ったかが、アプリで一覧になって確認できます。
もし確定申告が必要なくらい、医療費があるお家なら、このシステムがオススメです。
同様に、医療費用のデビッドカードを作ることで、年末の確定申告でもし医療費を確認したい時も、「医療費デビッドカード」の中から使用したものは、すべて確定申告する必要のあるものだけに決めていれば、計算がぐっと楽になります。
保険や還付金の振込先も、同じ口座にすることで、このデビットカード内だけで管理できるので、とても楽チンです。
■つまりイメージはこんな感じです
「猫医療費の銀行口座とデビッドカード」を作る→
猫医療費の支出と、猫医療費の保険返金分はこの口座で管理する(現金で支払う猫医療費もこの口座から現金を引き出します)→
そうすると、アプリ連携で家計簿に自動反映しているので、何も入力などの手間がいりません。
*ちなみに、予算分けの考え方は、
猫医療費も大型費(特別費)と同様に、年の初めに年間予算を組み、必要な金額をデビッドカードに入れています。←だけど、こちらは毎月のお給料で賄えない金額になってきたので(;^_^A、毎月返すという形ではなく、完全な貯金からの支出です。
そして、ペット保険で補っています。
これで、「流動費」「固定費」「大型費(特別費)」「(猫)医療費」がすべて家計簿に反映されました!
もちろん、銀行と連携しているので、収入も自動的に家計簿に反映されます。
つまり、ほぼほぼ自動で連携されるので、
実質、本当に自分で入力するのは、現金で買った一部の消耗品や食料品のみ。
あとは、分類もし終わっているので、総資産の確認をするという大事な仕事をするだけです。
ということで、また次回に続きます。
次回できっと終わりです。
長く読むのにお付き合いくださっている方、ありがとうございます。
★家計簿アプリはzaimを使っている前提でお話しています。
↑
可愛い~。そろそろ来年の家計簿を買わなくちゃ。
次回でご紹介する「総資産の確認」のため、ノートに書き出す作業は毎月続けています。
ただ、毎日の欄が真っ白で、ほぼメモとか、旅行計画とか、気になるお店メモとかに使っています(笑)
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