こんにちは。
猫飼よしのです。
私の住む地域でも緊急事態宣言が発令されることになりました。
賛否両論あるかとは思いますが、
発令することにやはり意味はあると思います。
以前、このブログでも書いたように
夫はこのご時世であっても飲みに出かける人です。
彼に、私がどれほど自粛を訴えても、きっと出掛けることを止めはしません。
けれど、緊急事態宣言で彼の周囲の環境が変われば、飲みに出かけるのを止めます。
少なくとも、私の周囲に数人は、行動を自粛する人が生まれます。
コロナで自粛生活を送ること一つとっても、
こんなに身近な人であっても人の考え方は色々で、
どこまでも折り合いがつかない、伝わらないことがあるのだと
この1年で驚くことが増えました。
ましてや、経済の絡む政治の世界、TVや報道の世界もそうなのでしょう。
けれども、今話すのは、人の命の話であって、経済の話が先にくるものなのでしょうか、と何度も思います。
東日本大震災の時には、震源地から遠い私の住む町でも、「何かの手助けをしたい」と沢山の人が何らかの活動をしていました。
震災直後にはWEB上でも、様々な「今私たちができること」が生まれて、私もリスト入力のボランティアをしたりして、人々の支援へのエネルギーの高さ、協力し合う素晴らしい気質に心が熱くなりました。
今、このコロナも、もう災害ではないでしょうか。
震災や水害などの災害が起こるたび、日本全体で向き合っていた、
「今自分がたとえ大丈夫であったとしても、知恵を出し合い、協力しあって乗り越えていこう」という、あのエネルギーは、今は感じられません。
どこかできっと「風邪の一種」といった安易な気持ちがまだまだあるのだろうと思います。
私の知り合いもよく言っています
「コロナもインフルも一緒やって」と。
今年のインフルエンザの患者数は、1週間で69人だというニュースがありました。
これは例年に比べて、大幅に減ったそうです。
「そりゃ、マスクしてるからね」と言いますが、
そのインフルエンザが大幅に減った環境下において、コロナが急速に蔓延している現状を見て、どうして「コロナもインフルと一緒」と言えるのでしょう。
政府も右往左往していると感じますが、
同様にTVなどのメディアも右往左往していると感じます。
コロナの感染者数を伝えた後に、オススメの温泉を紹介する必要もあるのでしょう。
だけど、WEB上ではそろそろ感染者の体験記などが大変増えてきました。
それらを見ていると、とうてい楽観できるものではありませんし、
相当な感染対策をされていて、そんなにも対策していても感染することがあるのかと驚くような体験記もあります。
TVから伝わる情報と、WEB上から伝わる情報の重さの違いを見ていると、
そろそろメディアも方向性を定めて、腰を据えてかからないと、メディア自体が信じられるものではなくなる時代になってきたのではないかと、思います。
夫は、大変なテレビっ子です。
私の言葉は伝わらなくても、テレビの影響力は絶大です。
政府への批判は分かりやすく訴えやすい話題だろうと思いますが、
それらよりも、今本当に知るべき状況を伝えて欲しいと願います。
参考
全国のインフルエンザ患者報告数 3日までの1週間で「69人」 | インフルエンザ | NHKニュース
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