こんにちは。
猫飼よしのです。
いよいよオリンピック開催可否を決定する時期が迫ってきたようで、
賛否両論を毎日TVやニュースで目にします。
それで、ふと思ったのですが、
もしも、新型コロナが羅患率は低いものの、羅患すれば必ず亡くなる病気だと考えられていたら、
日々の新型コロナによる死亡者の数が今と同じだったとき、政府やメディアはどう判断するかしら?
と思いました。
感染力は今よりぐっと下がるとして、
致死率100%だった場合、
日々、各地域の新型コロナによる死亡者数は更新されています。
それでも、「オリンピックやるよ!」と言っているでしょうか。
先日、WHO、世界保健機関は新型コロナによる死亡者数は過少集計されていると発信されたようです。
そして、とっても分かりやすいサイトを見つけたので、リンクしたいと思います。
札幌医科大学の研究室より発信されている、人口あたりの新型コロナウィルス死亡者数の推移です。
累計の死亡者数や、日々の100万人当たりの死亡率が確認でき、世界を比較しても日本が思っている以上に良くないことが見えてきますね。
様々な方が、こうして情報を公開したりしてくださって、本当にありがたいです。
ネットが普及する前にくらべて、きっとずいぶんと迅速に様々な判断ができる土壌が出来上がっていると思います。
それでもか、それだからこそか、日本ののんびり感を感じもします。
さて、冒頭の致死率の話。
30年程昔、ガンにかかったアナウンサーさんがテレビでそれを発表した時、
メディアは大騒ぎしていたように思います。
当時、私は子供でしたが、
ガンは怖い、ガンになったら死ぬ、という認識がみんなにあったからだと思います。
あっという間に、その認識は様変わりしていますが、
人の「病気への恐怖」というものの重みが、致死率によって判断されているように思います。
ところで、
義父は、すい臓がんで闘病中に、心不全で亡くなりました。
当時、私は死因をガンと言わないことが不思議でした。
(もちろん、ガン保険などは支払われていますので、認識としてはちゃんとガンでしたが)
同様に、
新型コロナウィルスをキッカケにほかの病気で亡くなられた場合、それは新型コロナの死亡率に計上されているのかな?、と思ったりします。
30年前のガンが、今は当時ほど恐れられず身近な病気となっていくように、
きっと新型コロナウィルスも、変わっていくのでしょう。
けれど、この死亡率や後遺症を見ていると、気軽にオリンピックしようよ!と言えるようには思いません。
今日もお越しくださりありがとうございました。
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